レンピッカ展と友達との再会
2010年 05月 04日
渋谷のBunkamuraでレンピッカ展を見ました。
絵は見たことがありますが、どんな人なのか全然知りませんでした。ウィキペディアのタマラ・レンピッカ。ここを見ると、行き方そのものがアートって感じの女性ですね。
作品を見ると、人間が光沢のある金属で出来ているみたい。肌に映りこむ洋服の色や、色相の統一感などは見事でした。どうしても理屈っぽく絵を見たくなってしまい、補色を探したり、肩の角度や背景の角度を測ったりして見てました。
また、肖像画家いう職業がなりたっていた時代があったのかーと不思議な気持ちにもなりました。時代と寝た女というコピーがあったけど、まさにそんな女性、自分自身のスキャンダルをもアートに変えて生きた女性だったようです。
東京へ行ったのは、高校の同窓会と、ネットで知り合った友達に会うためです。
同窓会は過去にも何回も催されたようですが、私が参加したのは初めてでした。32年ぶりでした。時間を越えた親近感、声だけ聞いていたら昔にタイムスリップしたみたいでした。皆、変わっていないなぁ。反骨精神に満ちていた人は相変わらず反骨精神に磨きをかけていました。美しさかった人はもっと美しくなってました。
私は高校時代に好きになった生物をクソ真面目に教えているし、好きだった絵を再開しています。なんだ、ちっとも変わっていない基本路線。自分では大層苦労して生きているつもりが、ただの延長試合みたいなものなのか。当時のクラスメートの中で、鬼籍に入った方も沢山いる中命があるだけずっといいのかもしれないと思ったりしました。
職場の歓送迎会、クラス会、友達との再開と、三日続けて年甲斐もなく遊んだために、多少身体がガタつきましたが、おかげで良く眠れるようになりました。
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by noelu-2008
| 2010-05-04 11:26
| その他