5年目の水彩画練習ノートと雑記帳。since2007.5.6


by ノエル
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エスキース談義

また静物画を描こうとしています。

まだ構想を練っているところです。
前回は学生の練習みたいな絵になっちゃったけど、今度はもう少しオシャレなモチーフを組む予定です。


先生と相談していると、有名な画家がどんな手順でタブローを作成するかという話になりました。
何冊か本を持ってきてもらい、エスキースの意義について話を聞きましたが、これがとても意味深かったのでご紹介します。


以下はウィキペディアからの引用です。
エスキース(esquisse 仏)とは、スケッチのことであるが、語源的には、「下絵」を指す。

日本では、建築や、環境デザインに関連する計画初期時にコンセプト、概念図等を簡易にまとめ、検討する際の資料作成作業も含むため、この行為全体をエスキース、またはエスキスと呼称している。



エスキースとは、制作する前の下絵、こんな絵にしようというイメージを先に描くもの、程度にしか思っていませんでした。


先生が見せてくれた本は、80年代の「アトリエ」と「小磯良平」の画集です。
ある画家は風景画を一枚仕上げるのに、4枚エスキースを描いています。1枚は現地のスケッチ、2枚は明暗のエスキース、3枚は色バランスのエスキース、もう1枚は何だっけ、忘れました。

明暗のエスキースは黄色と青だけで主に描かれていて、色バランスは太い輪郭線の中をおおざっぱに固有色を置いた程度のエスキースでした。だけど明快です。

私が「皆さん、4枚もエスキースを描くのですか?」と尋ねたところ、「少ない方です。エスキースだけで紙が三センチくらい積もる人もいます」とのこと。

小磯良平もドローイングに色を少し置いた程度のエスキースを沢山描かれていた人のようです。


今回はどのように制作を進めるのがベストなのか、エスキースの意味も理解したいので、じっくり取り組んでみることにしました。

まずモチーフの一部からエスキースを描く。

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エスキース帳に木炭で描いてみました。木炭なので、木炭らしく描いていたら、先生が来て、「ノエルさん、水彩で描いてください。」とおっしゃいます。

「へ?」と驚いていると、木炭で描いても水彩として描き、水彩でどう描くか、描けないところはどうするかを考えるようにと言われました。


エスキースとは、モチーフを知ることと同時に自分を知ることです。」と。

実際、羽毛の細かいところなどは木炭なら描ける、水彩ではどう描くか。細かくチマチマ油彩のようには描けないので描いているように見せかけることが必要です。またそこで小磯良平の画集に戻って、タブローを見たりして、ちまちま描いていないのに描いているように見える部分を見たりしました。

木炭らしいデッサンを消して、水彩だったらに置き換えた
のが上↑↑↑の絵です。どこがどうだか分からないでしょうけど(;・∀・)

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今回は小難しい話ばかりになってしまいました。
まだまだ続きます。


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by noelu-2008 | 2011-11-26 21:27 | 静物
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福岡天神ではるさき幹太先生が水彩画一日講座を開いてくれたので行ってきました。個展も同時開催で、こちらにも足を運んでみました。

いろいろな所に顔を出していますが、とても楽しいです。それぞれの方が教え方が違うし、画風も少しずつ違っていて、どの講座を受けても「へぇぇぇ!!!」と目からウロコが落ちる体験ができます。

今回の講座は、とても手数少なく絵が仕上がることに驚嘆しました。

使われる色も驚くほど少ないのです。え、ホントでうか、そんなに少なくていいのですか?という感じでした。お仕事で水彩を使われているので、何色も使うと修正などが大変なのだそうです。それでも絵の具のもつ自然な風合いの美しさが感じられて素敵でした。

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↑↑こんなテキストも作って下さっていて、大変分かり安かったです。今回参加された方も、広島、熊本、長崎からも参加者がいて、前日宿泊されての受講だそうで、皆さんとても上手で熱心でした。私はこういう講座では先生の模写をする気持で参加します。

ちょっと前まで自分が描いていた絵が、コテコテに手間のかかる、手間の集大成みたいな絵なもので、1日でここまで完成度の高い絵になるという落差にショックを受けました。色々な描き方ができるのにこしたことがありません。

さて、「はるさき夫婦水彩画展」です。先生の許可を取ってアップしています。

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こちらが和服姿の洋子先生。美人ですよね。


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↑↑幹太先生の力作が並びます。

↓↓続いて洋子先生の優しい風合いの水彩画です。

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↑この絵は「珪藻土」に描いた絵だそうで、私はこの風合いがとても好きになってしまいました。

お二人の個性が楽しめる素敵な個展でした。

先生方、大変お世話になりました。ありがとうございました。


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by noelu-2008 | 2011-11-19 22:38

木炭のある静物

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ようやく完成させました。
透明水彩15号 652×500

ワインのボトルと中央に木炭の入った箱、ワイングラスの中にくるみという難しいものでした。
色とりどりのモチーフを、綺麗な発色と統一感のある色合いで仕上げようと努力しました。

赤い箱の色出しが難しく、色が綺麗に仕上がらず苦心しました。
今回活躍した色はホルベインの新色「ピロールルビン」です。
ホルベインはチューブでも新色を11色(←クリック)出していて、その中の1つです。小林社長~見てますか?宣伝しておきましたよ~(*^▽^*)
すごい透明感のある色で発色も驚くほどいいですね。

私は一度違う色を下地に塗って上からピロールルビンを塗っています。



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ワイングラスの映り込みも、ガラス一枚の奥と手前をかき分けるようにしてみました。



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左手のワインのビンです。
右手のグラスに対抗する密度で描くことになるので、こちらも奥のガラスと手前のガラスをかき分けます。
左側の密度を上げるために最後までかなりがんばることになりました。

精一杯描きました。色々と反省するところは多々ありますが、悔いの無い一枚になりました。

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by noelu-2008 | 2011-11-16 18:37 | 静物

まだ途中経過(^0^;)②

また静物画の途中経過です。

毎日少しずつ時間を作って描いているのですが、15号はやや大きめサイズなのと、細かいことが好きという性格のためなかなか完成に進んでいません。
あ、疲れてサボるひもあるのでぇぇぇ、なお遅いのです。(;・∀・)

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           ↑
           ↑
           ↑
下が先週のグラスですから、少しは筆を入れた感じがわかるでしょうか。
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ワイングラスはここまで描きました。あとはテーブルの白い布の中にある影を描いていくことになります。

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影がまだない松ぼっくり君。
塗るのに苦労しました。何が大変だったかって、老眼との闘いでございましたよ!

まだ後は箱の中の装飾品やテーブルの陰、テーブルの奥に置いてあるものを奥へ遠ざけるためのウォッシュを施す仕事が残っています。今週中に仕上げたいものです。

でも、今週はテスト問題を作らないといけないの。うちの子供達も期末テストが近いし、肩こりMaxになってしまいそうです。


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by noelu-2008 | 2011-11-13 19:23 | 静物

途中経過①

今描いている静物画の途中経過(一部分)です。

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ワイングラスの中にくるみが2つ、向こう側に丸太が透けて見えます。
手前には赤い箱。

このグラスを描く為の注意点は、


★グラスの奥の丸太のゆがみをデッサンすること。
★奥のガラスと手前のガラスを描き分けなさい。
★グラスのゆがみを描写しなさい。
★手前の箱の赤い色がグラスに反映しているのを表現しなさい。
★グラスの手前の反射光(手前が光っている部分)を描きなさい。



ノエル心の叫び
「こんなん描けるかーーーー!」

そして意地になって描いている私。

「油彩ではかけるけど、水彩じゃ無理だよ」←私の嫌いな言葉です。がんばるぞっ!

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by noelu-2008 | 2011-11-07 21:50 | 静物

ヌードクロッキー会

ヌードクロッキー会に行ってきました。

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なんたって、ヌードは年一回の貴重な会です。最初はこちこちでした。

画材はネオアートという水に溶けるクレヨンみたいなものを使ってみました。
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興味のある方はクリックしてみてください。

ただ、ワンポーズ10分程度の時間の中で描きますので、凝った使い方は出来ません。線が太くてはっきりしていて柔らかくも太くも描けるので選んでみました。水でぼかすこともできます。


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2ポーズ目。今回のモデルさんはプロなのでなかなか大胆なボースも取ってくれますね。
でもまだ線を引くのがやっとです。足の先がはみ出ちゃうし。



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これは椅子に座っているところ。


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ちょっと色で遊んでみました。色のレベルではなく線が生きていません。
ここら辺で、講師の先生から「もっと線を長く。短い線で描かない」と注意されました。

その後何枚か失敗して・・・・

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線を赤系で描いて、塗るときに髪の色の青が強くでてしまって、なんだか死体みたいに青ざめて気持悪い。
((( ;゚Д゚)))
長い線が描けたかなぁ。
学生さんと一緒に描いているのですが、上手い人は上手いですねぇ。



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モデルさん、リラックスしたポーズです。
稜線を意識しながらバランスよく描こうと頑張ってみましたが・・・・
モデルさんの立ち台は白いシーツをひいてありましたが、青でコントラスト出してみました。


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最後の一枚。これは20分で描いていいとのこと。
モデルさんが身体を長く使って台からはみ出すくらい大きなポーズです。
エスキース帳から片手がはみ出してしまいました。
下の赤い色は、モデルさんの洋服なのですが、これが後で注意されました。

「赤い影や赤い敷物を描くと、血のように見えます。これは止めたほうがいいでしょう。」
とのことでした。
知らなかったー。今回あまり意識せずに赤系を使ったので、これはやめたほうがいいなと感じました。

画材もコンテのようなもっと柔らかい線が引ける画材の方が、筋肉の描写などができて良かった。
コンテも水筆でなぞることができますし、今度からコンテを持っていこうと思いました。


★★★

この画塾のよさは色々なモチーフがあるってことですね。
絵が好きな人ってそそるモチーフがあるとひきつけられますよね。
デッサンを少し勉強しようと思って門をたたいたのに、すっかり居ついてしまって、どうしよう・・・。
水彩画教室の方は全く行っていないのです。汗
一番描きたいのは水彩画、いくつも教室に通う余裕はないし、一人で描くしかないなぁ。
と、うじうじ悩んでいます。

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by noelu-2008 | 2011-11-06 21:42 | クロッキー